投資コラム

稲さんのよもやま話【83】若い社長の企業は業績がいい?

YouTube動画を見ていたら気になるトピックを見つけました。東京東海調査センターというところが社長の年齢と会社の業績の相関関係を調べたところ、若い社長の企業のほうが成績がよいという結果が出たそうです。東京商工リサーチでも社長の年齢に関する調査を行っており、日本の社長の平均年齢は62.49歳だそうです。直観的にも若い社長の会社のほうが勢いはある感じはしますが、実際に調査した結果はなかなか興味深いです。

 

動画では(7816)スノーピークや私も保有している(3038)神戸物産が例に挙げられていましたが、個人的に気になる30代40代の若い社長は他にもたくさんいます。

 

(7074)ポート        春日博文 1988年生 33歳

(4425)Kudan        項大雨 1984年生 37歳

(3778)さくらインターネット 田中邦裕 1978年生 43歳

(6098)リクルート      出木場 久征 1975年生 45歳

(4375)セーフィー      佐渡島龍平 1979年生 42歳

 

創業社長が多く、インターネットに関連した新しいテクノロジーを駆使したビジネスを展開している会社が多いですね。

リクルートは大企業で創業社長ではありませんが、前社長も47歳で社長に就任。

若い社員が独立起業して会社を出て行くことも奨励しているユニークな会社ですが、このような規模の会社を若い社長が牽引していくというのは驚きです。

 

私のような年齢の人間から見ると「私が○○歳だった時にまだ赤ちゃんだったのにすごい!」と別の意味でも感慨深いものがあります。

 

日本電産の永守重信会長や、ニトリの似鳥昭雄会長のように70代後半でも第一線で大活躍されている日本の企業のリーダーがいることを思えば、まだまだこれから先が楽しみですね。大きく飛躍して世界を変えていってくれることを祈っています。