投資コラム

稲さんのよもやま話【77】株を買って契約料を取り戻す!

諸般の事情で今年からillustratorやPhotoshopなどアメリカのAdobe社のソフトを使うことになり、契約しました。昔は一つ一つのソフトがCD-ROMになったものを購入して使うというスタイルでしたが、今は毎月固定費用をクレジットカードで支払い、オンラインで利用するようになっています。単独のソフトだけで契約することもできますが、3つ使いたいソフトがあるので、すべてのソフトが使えるコンプリートプランで契約しました。そして、その契約料はなんと月6000円以上します!プロのデザイナーやイラストレーターで毎日何時間も使っている人であればそう高くもない使用料かもしれませんが、私のように月に数回しか使わない人間にとっては「高っ!」と思う料金設定です。

電話料金のようにデータ量や時間の従量制のようにできないものかねぇとも思いますが、とりあえず仕方ないですね。それにしても今や日本でデザインに関わる仕事をしている人は、おそらくほぼ全員契約しているのではないでしょうか?「Adobeどんだけ日本人からお金吸い上げてんねん!」と憤慨し、悔しさのあまり、これは儲ける側に回ろうとアメリカ株でAdobeを購入しました(笑)

今のところ買った時より少し値上がりして一か月分ぐらいは取り戻せているかもしれません。こんなことならもっと買っておけば1年分の契約料が取り返せたのにと今度はそれを悔やんでいます(笑)

とは言え、うまくいけば株の値上がり益や配当金で契約料を取り戻せても、株価が下がればダブルパンチで泣くことになりますから、あまりお勧めできる購入動機ではないかもしれませんね。

それでも自分がその会社のサービスを直接利用していると、儲けの仕組みを体感できますし「この会社こんなこと続けていたらお客さんが離れていくよ」というようなこともいちはやく察知できるので、そういう意味では悪いことではないと思います。高いお金を支払わざるを得ない場面でも、お金を取られる側であると同時に儲ける側でもあると思うと、少しは払うことへの抵抗も払拭できるような気もします。

さて、今のところ絶好調なアメリカ株なので利益も出ているということかもしれませんが、Adobe株この先どうなるでしょうか?1年後にダブルパンチで泣いていないといいのですが・・・。