私は中高生の皆さんのようにこれから何十年もかけて資産を殖やすという悠長なことは言っていられません。それでも幸いなことに、あれこれ自己流でもがき苦しみながら一応ある程度自分の資産を殖やすことはできました。私の投資の目標は、年金生活になったら株の配当金と株主優待で毎年120万円ぐらいもらえるようにすることです。我が家は夫も私も国民年金の他に厚生年金や企業年金ももらえますし、その年金に毎月10万円ぐらい上乗せできれば、それなりにゆとりを持って暮らせるかなぁと思っています。コロナが収まればまだ元気なうちは旅行には行くかもしれませんが、高級ブランドのファッションアイテムなどにはあまり関心がなく、家の中も断捨離してモノを減らしたいと思っているので、あまりお買い物もしないと思いますしね。
そしてその目標は今のところ一応達成できそうではあります。今は無配当で株主優待も実施していない「小型成長株」の持ち株比率がある程度高めなので配当金と株主優待で120万円はありませんが、年金生活が始まる頃には高配当株の比率を増やしていって達成する予定です。ちなみに今も配当金が出る企業の株も持っていますが、その配当金は使わず再投資しています。株主優待の金券類だけはありがたく使わせていただいています。
ということで、一応順調に投資を進めていると自分でも思いたいのですが、なかなか銘柄が絞り込めません。株には「卵はひとつのかごに盛るな」という言い伝えがあり、分散投資は大事なのですが、かと言ってあまりたくさんの株を持つと持っている会社のことが調べきれません。そのため個別株投資は10銘柄程度に分散するとよいと言われることが多いようですが、私は現在200銘柄ほど保有しています。日経平均採用銘柄の企業数(225)に迫る勢いですね。株主優待が好きな優待族と呼ばれる人たちはもっと多くの銘柄を保有している人もいますし、私の場合はネオモバイル証券で買った単元未満の端株も多いので金額的にはたいしたことはないのですが・・・。
毎日の生活の中でいいなと思った製品やサービスに出会ったとき、テレビで面白い企業が紹介されていたとき、チャンネル登録しているYouTuberさんが紹介している企業に興味を持ったとき、TV番組やYouTubeで見た社長さんに魅了されたとき、フォローしているブロガーさんが届いた株主優待品を紹介していてほしくなってしまったとき、などなど、ついつい買いたくなってしまうのですよね。
それでも何十万円もする株を買うのなら慎重に調べて検討しますし、第一そんなに気軽に買い続けられるほどの資金もないのですが、ネオモバイル証券を利用して1株数千円で買えるとなると「とりあえず忘れないように」というぐらいの気持ちでロクに調べもせずに買ってしまうというわけです。そしてひどいことに、しばらく時間が経つうちに「はて?この会社なんで買ったんだっけ?」とか、もっとひどい場合には「この会社何をやってる会社だっけ?」などということも(笑)株主なのに!
年と共に記憶力もどんどん低下しているので、せめて自分で覚えられる範囲の数の会社をもっとよく調べて精選した企業に絞り込んで保有するようにしたいと思います。