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稲さんのよもやま話【13】近ごろよく聞く「BtoB」「BtoC」「DtoC」ってナニ?

第2回の長田先生のお話の中に「BtoB」「BtoC」という言葉が出てきました。
この言い方は株式用語というよりビジネス用語なので、中高生は聞きなれないですよね。
最近ではその応用版(?)もよく聞くようになったので、主要なものをまとめてみました。

BtoC  Business to Consumer
企業が一般消費者にモノやサービスを提供するビジネスモデル。
私たちには一番わかりやすいですね。
食品、洗剤、衣類などのメーカーやコンビニ、スーパーなど、名前をよく知っている企業が多く、最初に株を買うときは、このようなビジネスを展開している企業がわかりやすいかもしれません。

BtoB Business to Business
企業が企業にモノやサービスを提供するビジネスモデル。
工場に入れる機械を作っている会社や機械製品の部品を作っている会社、ビルの警備をしている会社など、かなり規模が大きくても名前を聞いたことがない会社も多いと思います。

BtoG Business to Government
企業が民間企業ではなく官公庁、地方自治体などにモノやサービスを提供するビジネスモデル。
自治体のIT化の支援をしたり、ふるさと納税のためのプラットフォームを提供したりするようなビジネスもここに含まれます。

CtoC  Consumer to Consumer
消費者から消費者にモノやサービスを提供するビジネスモデル。
「メルカリ」のようなネットフリマの他minne、クリーマのような手作り品の販売サイト、「ココナラ」のようにインターネットで個人から個人に仕事の依頼ができるサイトなど最近はインターネットを利用して新しいサービスが次々と生まれています。主催者は利用者から手数料をもらうことでビジネスが成立します

DtoC(D2C) Direct to Consumer
メーカーが製品を店舗などには流通させず、自社のECサイトで直接消費者に販売するビジネスモデル。
日本ではまだ少ないようですが、アメリカではこのような販売スタイルを採る化粧品メーカーや衣料品メーカーが増えてきているようです