スタッフより

稲さんのよもやま話【1】お手伝いスタッフ「稲さん」の自己紹介

この勉強会に、お手伝いいただけることになった稲山さんを紹介する。
稲さんは、別に書いているブログの読者さまで、勉強会の動画を見て
ご賛同いただいた。

ご自身も株式投資の経験が豊富で、利益も上げている。
皆さんが勉強する上で、強い味方になってくれるはずだ。

稲山さんから、メッセージが届いているので紹介しよう。

===== 稲山さんからのメッセージ ==========

こんにちは。はじめまして。
中学生高校生向け「株式の勉強会」のお手伝いをさせていただくことになりました、稲山と申します。
とりあず「いなさん」と呼んでやってください。
このブログでお金や株式投資にまつわるあれこれを時々書いていきます。
雑談のような話も多いと思いますが、気軽に読んでいただけると嬉しいです。

最初に自己紹介も兼ねて「お手伝いをさせていただこう」と思った経緯を書かせていただきますね。
我が家は今年社会人になった娘と、もうあと何年かで定年を迎えるサラリーマンの夫と私の3人家族。
私は子供が生まれるまでは、ある会社で正社員として商品企画の仕事をしていました。
結婚後も仕事は続けていましたが出産前に退職。

その後、子どもが小さいうちは在宅でできる仕事をして、子どもが少し大きくなってからは今の職場(学校)で理科の実験助手として働いています。
中高一貫校なのでちょうどみなさんと同じ年頃の生徒さんたちと毎日顔を合わせています。

皆さんのような年代の人たちの将来のお金に関して、少し心配していることがあります。

若い人は年金と言われてもピンとこないかもしれませんが、昔は会社の定年退職は55歳で55歳から年金がもらえました。
それが少子高齢化の時代になって60歳支給になり、65歳支給になり、皆さんが65歳になるころには70歳からしか年金がもらえない時代になるかもしれません。

また私の若い頃は、郵便局の定額貯金にお金を預けるだけで一番高い時には
年に8%も利子がつきましたが今はなんと0.002%です。
利子が8%もらえる時に退職金を2000万円貯金すれば、1年で160万円も利子がもらえました。
利子を使わずに、そのままその分も元のお金に足して利子をもらって増え続ければ(複利と言います)10年後には2000万円が4000万円以上になったのです。

そんな時代に生きてきた人は「お金が減るリスクのある株式投資はギャンブルだからやらない」
「働いたお金は銀行か郵便局に預ければよい」と思って生きてきても老後のお金にはそれほど困らず、
55歳からゆったりと第二の人生を楽しむことができました。

でも今の若い人は違います。
自分の両親やおじいさん、おばあさんとは違う時代を生きていくのだということを
しっかり自覚しておかないといけないのです。

ところが困ったことに、そんな老後を迎えるみなさんに学校でお金のことを教えてくれるのかというと、その気配もありません。
だから今回のような勉強会はとてもいいことなので、ぜひお手伝いさせていただきたいと思ったのです。

10代のうちに、こういう機会に恵まれたみなさんはとてもラッキーです。
株式投資についてしっかり学んで、上手に金の卵を産んでくれる鶏を育てることができれば、70歳まで日々の生活のために働かなくてはいけない生活をすることはなくなり、場合によっては30代や40代のうちから、生活費のためにやりたくない仕事でもやらざるをえない、という生活から解放されることもあるでしょう。

せっかくの機会を積極的に活用して楽しみながら株式投資の知識が身につくといいですね。
私も微力ながらお役に立ちたい、と思っています。